恐竜の被り物・着ぐるみ の作り方 / レシピ

恐竜の被り物・着ぐるみ の作り方 / レシピ

この型紙のダウンロードはこちらから

手順
1

型紙を準備する

1-1
該当サイズの型紙を購入、ダウンロード

サイズが決まったら、型紙を購入し、購入後に案内されるリンクよりダウンロードをしてください。

商品ごとにサイズ展開は異なります

1-2
型紙を実寸で印刷する

ダウンロードしたデータを、表記された印刷サイズ(A4 or A3)の用紙に“実寸”で印刷してください。
ヘビ・恐竜両方のパーツが入っています。

印刷サイズを間違えてご注文いただいた場合、返金対応ができませんので、ご注意ください。

手順
2

型紙を裁断して張り合わせる

2-1
型紙を裁断する

切り取り線に沿って型紙を裁断します。

2-2
のりしろを重ねてテープで止める

同じ番号ののりしろ同士を重ねてテープで貼り合わせます。

2-3
貼り合わせの例外パターン

のりしろの位置が切り取り線に被っている場合は、テープで貼り合わせてから残りをカットします。

2-4
必要なパーツを全て裁断する

恐竜の被り物に必要な、表地・裏地・恐竜パーツを裁断します。

2-5
表地Bと恐竜の目(上)を貼り合わせる

表地Bと恐竜の目(上)のI、A、Hの位置を合わせてテープで貼り合わせます。

2-6
恐竜の目(上)の「キリトリ」に穴を開ける

恐竜の目(上)のキリトリ線に沿って、切り込みを入れます。

手順
3

生地を裁断する

3-1
表地Bを生地に配置し裁断する

生地の左端を二つ折りにして布端に表地Bを配置し、型紙に沿って裁断します。
表地Bと同様に「わ」※の記号がある型紙は同様の方法で生地を裁断します。

裁縫用語
【 わ(わさ) 】
この記号があるときは、型紙が半身の状態であることを意味しています。<br>「わ」の記載がある辺を中心線として、左右に型紙を写すと1枚のパーツが完成します。
3-2
表地Aを裁断する

表地Aには「×2枚(左右1枚ずつ)」と記載があるので左右対称に計2枚のパーツを切り出します。
※作り方がヘビと同じ場合はヘビの画像を流用しています。生地の色が違うだけで作業内容自体は同じですので、ご了承ください。

3-3
恐竜の歯を裁断する

歯より一回り大きいフェルトを2枚重ねて接着剤で貼り合わせます。
接着剤が乾いたら型紙を重ねて切り抜きます。

3-4
その他のパーツも裁断する

型紙に「×1枚」となっている場合は1枚だけ切り出し、「×2枚」と書かれている場合は同じパーツを2枚切り出します。
※「×2枚(左右1枚ずつ)」と記載がある場合は、左右対称に計2枚のパーツを切り出します。

手順
4

型紙に印を付ける

4-1
先の尖ったもので、型紙に小さな穴を空ける

目打ちなどで型紙に穴をあけていきます。穴を開ける箇所は主に「角」や「頂点」です。

例えば表地Aの場合は、赤い点の箇所に穴をあけます。

※作り方がヘビと同じ場合はヘビの画像を流用しています。生地の色が違うだけで作業内容自体は同じです。

4-2
型紙と生地を重ねて印付けをする

手順3で裁断したパーツに型紙を重ね、先ほど開けた穴にペン先を挿して印付けをしていきます。
もちろん、手間でなければ型紙全体を写しても構いません。。

4-3
綿ファスナーを付ける位置は要注意

綿ファスナー付け位置を写す場合は先の尖ったもので型紙の上から刺して小さな穴を空けて目印にします。
印をつけるパーツは、表地Aの「被った際に左にくる方」と裏地Cになります。

手順
5

縫う

5-1
面ファスナーを4cmにカット

25mm幅の面ファスナーを4cmの長さにカットします。

角を丸く切り落としておくと触っても痛くないのでオススメです。

※作り方がヘビと同じ場合はヘビの画像を流用しています。生地の色が違うだけで作業内容自体は同じです。

5-2
表地Aに縫い付ける

手順4-3で印付けをした表地Aの“表側”に面ファスナーを縫い付けます。

5-3
裏地Cにも面ファスナーを付ける

先ほどと同様に25mm幅の面ファスナーを4cmの長さにカットし、裏地C(あご)の“表側”にを縫い付けます。

5-4
表地Aの「ダーツ」を縫う

表地AのA-Bを中表※に折りたたんでダーツ※を縫います。
基本的に全てのパーツに1cmの縫い代が付いていますので、布端から1cm内側を縫っていただければOKです。

裁縫用語
【 合印 】
中表の表同士を合わせて重ねること
【 ダーツ 】
生地を立体にするために、布の一部を三角形に縫いつまんだ部分。
5-5
表地Aのもう一方のダーツも縫う

同様に、表地AのC-Dを中表に折りたたんでダーツを縫います。縫えたらもう1枚の表地Aもダーツを縫い合わせます。

5-6
表地Bの「ダーツ」を縫う

表地BのE-Fを中表に折りたたんでダーツを縫います。

5-7
切り込みの周りを縫って穴を塞ぐ

切り込みの箇所で二つ折りして、切り込みの5mm内側を縫います。
恐竜の目(上)の仕上がり線(点線)を参考に、穴を塞ぐように縫ってください。

5-8
表地Bに「恐竜の目(下)」を縫い付ける

表地Bの表側を上向きに置いて、恐竜の目(下)を重ねます。
H、h、iの合印を合わせて仮止めし、H-h-iを縫い合わせます。
縫えたら目の部分をひっくり返しておきます。

5-9
恐竜の鼻を縫う

恐竜の鼻を2枚(黒と緑)を重ねて1辺を縫い合わせます。
縫えたら縫い代を短くして、真ん中にも切り込みを入れたらひっくり返します。

5-10
恐竜の鼻を半分に折る

先ほど縫った鼻を半分に折って、端から5mmのところを縫っておきます。

5-11
表地Aに鼻を縫い合わせる

表地Aのj、kの位置に、先ほど縫った鼻を仮止めして、端から5mmのところを縫っておきます。

5-12
表地A・Bを縫い合わせる

三角の部分(合印)が重なるように、表地A・Bを中表に重ねて、GからHまでを縫い合わせます。
表地A・Bで鼻を挟み込むようにして縫い合わせてください。

5-13
尻尾の残り部分を縫い合わせる

ヘビの尻尾(上)のc-g、e-gの間に切り込みを入れて、ヘビの尻尾(下)と重ねてまち針で仮止めし、c-g、e-gを縫い合わせます。

5-14
目の膨らんだ部分を押し込む

尻尾の縫い代を5mm程度カットしてひっくり返します。縫い代を短くすることで、ひっくり返した時に形が綺麗になります。

5-15
恐竜の目に裏地を仮止めする

先ほど凹ませた目の部分に裏地を縫い付けます。凹んだ部分を塞ぐように、裏地を仮止めします。

5-16
恐竜の目に裏地をつける

裏地の布端から5mmのところを縫い合わせます。
この裏地は、目に綿を詰めた際に綿が漏れるのを防ぐために縫い付けます。

5-17
表地Cの「ダーツ」を縫う

表地を表に返して、恐竜の歯(上)を仮止めします。
三角の部分(合印)が重なるように中表に重ねます。

5-18
表地に「恐竜の歯」を縫い付ける

先ほど仮止めした歯の布端から5mmのところを縫い合わせます。

5-19
表地Cの「ダーツ」を縫う

Lを中表に折りたたんでダーツを縫います。

5-20
表地Cに「恐竜の歯」を縫い付ける

表地Cの表側を上向きに置いて、恐竜の歯(下)を仮止めします。
三角の部分(合印)が重なるように中表に重ね、歯の布端から5mmのところを縫い合わせます。

5-21
表地C・裏地Cを縫い合わせる

表地C・裏地Cの周りを縫い合わせます。
ただし、N-Oの間は縫わずに開けておきます。

M、Qの角を斜めに切り落としたら、N-Oの穴から全体をひっくり返します。

5-22
表地C・裏地Cに綿を詰める

N-Oの穴から綿を詰めていきます。
詰め終わったら、N-Oの端から5mmのところを縫って穴を塞いでおきます。

5-23
裏地Aの「ダーツ」を縫う

裏地AのR-Sを中表に折りたたんでダーツを縫います。
同様にT-Uを中表に折りたたんでダーツを縫います。

縫えたらもう1枚の裏地Aもダーツを縫い合わせます。

5-24
裏地Aを縫い合わせる

2枚の裏地Aを中表に重ねて縫い合わせます。
最後に綿を入れるための穴「縫い止まり※」は縫いません。

裁縫用語
【 縫い止まり 】
線の所まで縫うこと
5-25
裏地Aと裏地Bを縫い合わせる

裏地A・BのX-V-Xを中表に重ねて縫い合わせます。

5-26
表地にあごを重ねてN-Oを縫い合わせる

表地Aの表面(被った際に右にくる方)N-OにあごN-Oを重ねて仮止めします。
その上から裏地を重ねてN-Oを縫います。

5-27
表地・裏地を中表にして仮止めする

表地と裏地を中表に重ねて仮止めします。
このとき、あごは表地と裏地で挟むようにしてください。

5-28
続けて表地・裏地を縫い合わせる

表地と裏地を中表に重ねて、E-J-C-O-N-Xを縫い合わせます。
反対側も同様にEからXまでを縫い合わせます。

5-29
目は裏側から縫い付けてもOK

Xの位置にある縫い代を内側に倒して、X-G-Y-G-Xを縫い合わせます。

5-30
縫い代を切る

まずは、N、Oの角を斜めに切り落とし、Xの縫い代に7mm程度の切り込みを入れます。

5-31
表地と裏地の頭頂部を糸で結ぶ

型紙の表地Aと裏地Aに「×印」が記載されています。2つの×印を手縫い糸で結び、裏地が外に飛び出さないようにします。
印から印までの糸の長さを4〜5cmにしてください。

手順
6

綿を詰める

6-1
裏地の穴から生地をひっくり返す

裏地の穴から手を入れて全体をひっくり返します

6-2
目に綿を詰める

恐竜の目の部分に綿を詰めていきます。
分かり易いように裏側から綿を詰める様子を載せています。目の裏地の横の隙間から綿を入れています。

6-3
全体に綿を詰める

被り物全体に張りが出るまで綿を詰めていきます。
真ん中に詰めすぎると、頭が入るスペースがなくなってしまうので、真ん中は避け、周りに入れていくようにします。

6-4
裏地の穴を塞ぐ

後頭部の穴の縫い代を1cmの幅で折り返して仮止めします。
布端から5mmのところをミシンで縫って穴を塞ぎます。手縫いでコの字まつり※などで閉じても構いません。

裁縫用語
【 コの字まつり 】
布の表と裏に縫い目が出ないようにする縫い方。返し口を閉じるときなどに使われる「まつり縫い」の一種
手順
7

目と鼻をつけて完成

7-1
歯の向きを整える

歯が外側に広がっていると思うので、手で内側に倒していきます。
フェルトなので簡単に向きを変えられます。

7-2
目を付けて完成

フェルトやボタン、刺繍などで作った目を貼り付けます。
デザインや付け位置などはお好みで☆
これでヘビの被り物の完成です。


Leave a comment

Please note, comments need to be approved before they are published.